ヒラメ釣りのコツについて、紹介していきたいと思います。

ヒラメは、お刺身も最高に美味しいし、ソテーなどにしても美味ですよね。自分で釣ったヒラメだと、そのおいしさも倍増します。

ヒラメ釣りは、他の魚に比べると「難しい」「なかなか釣れない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

たしかに、ヒラメ釣りはちょっとクセがあるので、初心者にとっては「難しそう」と感じてしまうかもしれません。でも、コツさえわかってしまえば、そんなに難しいものではないので、基本をしっかり押さえてチャレンジしてみましょう。

春と秋は狙い目!ヒラメ釣りのコツ

 

ヒラメが釣れる時期

実は、ヒラメはシーズンを通して釣れる魚です。ただ、時期によって以下のような特徴があります。

春(3~6月頃)

春は、ヒラメのサイズが比較的大きくなります。というのも、出産準備の時期だからです。

生息場所も、出産準備ために深い場所から30mくらいの場所まで上がってきます。そのため、この時期が一番ヒラメ釣りが盛んになります。

夏(7~9月)

ヒラメは春の終わりに出産し、出産した後は味が落ちてしまいます。そのため、夏のヒラメは、クソ平目なんて呼ばれることもあります。

夏は、あまりヒラメ釣りには向かないということですね。

秋(10~11月)

秋は、寒さに備えて脂が乗ってくる時期で、ヒラメ釣りにも適した時期です。

冬(12~2月)

冬場のヒラメは、寒ヒラメと呼ばれています。寒ヒラメは、非常に脂が乗っていて、狙う人も多い人気の時期です。

ただし、この時期のヒラメは深い場所(100~200mくらい)に生息しているため、釣るのが難しいと言われています。

まとめ
  • 最初は春か秋を狙うべし
  • 慣れてきたら寒ヒラメを狙ってみよう

こんなところでしょうか。

 

ヒラメが生息するポイント

ヒラメがいるポイントは、岩礁がある砂地です。ヒラメは、岩礁の切れ目などに隠れて、エサがやってくるのを狙っています。

船釣りの場合は、船頭さんが魚群探知機を見ながらポイントまで連れて行ってくれるので、自分で考える必要はありません。

船に乗らない場合は、地元の釣具屋さんでポイントを聞いてみましょう。適当なビーチなどに闇雲に行っても、釣れる確率は低いと思います。

 

ヒラメが釣れる時間帯

ヒラメがよく釣れる時間帯は、朝マズメ~お昼にかけてです。朝マズメとは、夜が明けて明るくなり始めた時刻から日の出までの時間帯です。朝マズメが一番狙い目ですね。

ただ、絶対にこの時間でないとダメというわけではなく、お昼を過ぎても最後の一投で大物がかかったりすることも多いです。

ヒラメは底の方に隠れてエサを狙うので、海中が暗かったり濁ったりしていると釣れにくいです。

 

ヒラメ釣りの仕掛け

仕掛けについては、釣具のポイントさんを参考にさせていただきました。

ヒラメ釣りの仕掛け

竿:重り負荷50号前後 3.3~3.6m
リール:中型両軸リール
道糸:新素材5号
幹糸:6号 1m
ハリス:5~6号 60cm
錘:50~80号
針:チヌ針5~6号、伊勢尼11~13号

こんな感じで用意しましょう。

 

ヒラメ釣りのエサ

ヒラメ釣りのエサ

ヒラメは、「小アジ」「イワシ」「小サバ」「シロギス」などを好んで食べます。ヒラメを狙う場合、これらの生きた小魚をエサにします。

船でヒラメ釣りに行くときは、いつもイワシをエサにしているので、イワシが釣りやすいのかもしれません。

ちなみに、ヒラメのように魚を捕食する肉食系の魚のことをフィッシュイーターと呼びます。

 

エサの付け方

ヒラメ釣りの餌の付け方

上の画像のように、生きた小魚の尾びれ付近か背びれ付近に孫針を刺し、上顎部分に親針を刺します。針は、孫針から先に刺しましょう。

親針の付け方は、「左の鼻から右の鼻に刺す方法」と「口の中から上顎に刺す方法」がありますが、どちらでも構いません。自分がやりやすい方で付けましょう。

また、以下のように親針のみで、孫針を使わないパターンもあります。どちらがいいというものでもなく、あとは好みになります。

ヒラメ釣りのエサの付け方

なお、イワシの場合ですが、ウロコが取れないように針をつけるのがコツです。イワシはウロコが取れやすい魚で、ウロコが取れるとすぐに弱ってしまいます。

手が乾いているとウロコが取れやすくなるので、まずは手を濡らしておきます。続いて、イワシの背が手の懐に入るように掴み、親指と人差し指でイワシの両目をしっかりと抑え、小指と薬指で尻から胴を掴みます。

このときの注意点は、手の中でイワシを暴れさせないことで、暴れるとウロコが取れてしまいます。優しく扱ってあげると大人しくなります。

あとは、なるべく素早く針を付けていきます。

海に投入する際は、手からサッと放します。ゆっくり放すと、手の中でイワシが滑ってウロコが取れてしまいます。

 

ヒラメを誘う

エサを海中に投入したら、次に錘を落として、底まで落とし込みます。このとき、錘に任せてドンドン落としていくと、小魚は針を刺した部分を引っ張られて弱ってしまいます。

なので、たまにサミング(ラインの放出量を調節)しながら、なるべくゆっくり落としてあげましょう。

底まで落ちたら、すぐにリ-ルを巻いて底を切ります。「底を切る」というのは、投入した仕掛けが海底に着いた後、底から少し離してあげることです。0.5~1回くらい巻けばいいでしょう。

底を切ったら、当たりが来るのを待ちます。錘が底に触ったら、すぐに底を切るを繰り返します。

この時のコツは、錘が底に着いた時に錘が倒れてしまわないように意識することです。

あとは、竿を静かに上下させて、ゆっくりと誘います。ただ、あまり竿を動かし過ぎるとヒラメが逃げてしまうので、慣れないうちはじっと待つのがいいと思います。

 

ヒラメをあわせるコツ

ヒラメは、ヒラメ40と言われていて、早アワセは厳禁です。ヒラメ40というのは、アタリがあってから40秒くらいの間をおいて、あわせなければいけないという意味です。

それくらい、あわせるタイミングが難しい魚でもあります。これが、「ヒラメ釣りは難しい」と思われてしまう要因だと思います。

ヒラメ釣りで重要なのは、エサを十分に食い込ますことです。アタリがきても、あせらずにじっと待ちます。

最初は「コツン、コツン」としたアタリから、しばらくすると「ガクンッ、ガクンッ」と明らかにアタリが強くなります。その時がアワセ時です。

あわせる時は、ヒラメの胃袋からイワシを引き出すようなイメージで、グイッとあわせます。

かかったヒラメは海底で針やエサを吐き出そうとして暴れます。そこで、無理に巻き取ろうとすると、鋭い歯でハリスを噛み切られたりしてしまいます。

なので、ヒラメの引きに合わせて、竿でためるか、糸を出してあげます。ヒラメは、根に潜ったりすることはなく、海底から3~5m上がるとおとなしくなります。あとは、慌てずに巻き上げていきます。

ヒラメの姿が見えたら、タモ(網)で掬いますが、この時の注意点は2つあります。1つは、タモの手前まではヒラメを水中に、タモの直前では水面スレスレまで上げることです。

2つ目は、「タモで掬う」のではなく、「タモにヒラメを入れる」ようにします。ヒラメを誘導するようにして、タモの中に放り込みます。

タモの方から掬おうとすると、ハリス切れなどの失敗の原因になってしまい、目の前でヒラメを逃してしまう可能性があります。最後まで気が抜けませんね。

釣ったヒラメは、おいしくいただきましょう♪