1年以上ニートを経験した僕が気づいたこと。釣りとニートは相性抜群、ニートにとって釣りはおすすめの過ごし方だということです。
ニートの生活は意外と大変
新卒で入った会社の社風と人間関係に馴染めず2年足らずで会社を辞めた僕、その後1年くらいニート生活が続きました。ニートは自由でいいねなんて言われますが、目に見えない縛りはかなり多いのです。
真っ昼間から平日に成人男性が毎日プラプラしてると悪目立ちします。世間の視線はニートに優しくありません。また、外出するとどうしてもお金がかかります。
ニートの最大のネックは仕事がなくてお金がないこと、外出して遊ぼうものならあっという間に資金が底をつきます。だからといって引きこもるのは最悪、人と接しないとコミュニケーション能力がガンガン落ち社会復帰が困難になってしまいます。
ニート生活は意外と大変、慣れないとすぐに行き詰まってしまうのです。
釣り竿との再会
ニート生活を始めて4ヶ月ほど経つと、僕は何をしていいかわからず完全に迷走。仕事を始めるほどメンタルは回復しておらず、かといって思いっきり遊べるようなお金はなし。そんな息苦しい日々の中、家を掃除していると子どものころ遊んだ釣り竿を発見。
やる事もお金もないし釣りでもするか、それが釣りを再び始めるきっかけでした。子どもが使ってた釣り竿なのでかなりチープなもの。バス釣りのような本格的なことは出来ず、精々近所の川や池でフナやコイを釣ることが関の山だと感じました。釣りには全く期待していなかったのです。
見事釣りにハマる
ところが、釣りを初めて見るとニートにとって相性抜群の趣味だとわかりました。時間はあるのにお金はないニート。釣りはのんびりアタリを待つので時間をかけられるニートにピッタリ。
また、僕がしたような簡単な釣りならお金もかかりません。地面を掘ってミミズを括り付けるだけ、エサ代は実質タダ。非常にコスパのよい趣味でした。
何より、引きこもりがちなニートにとって外に出て人と接するいい機会です。自然の中で精神もスッキリしますし、近くで釣りをしている人とコミュニケーションも生まれます。人と接することでより元気が生まれてきました。
釣りによって疲れた心身が回復し、同時に社会復帰する下地を作ってくれました。
やる事に困ったら釣りがおすすめ
ニートになったけどやる事がなくて困っているなら、今すぐ釣りを始めることをおすすめします。
釣りののんびりとした雰囲気が、一人で悩みを抱えがちなニートには救いになります。一度釣りに出かけてみてはいかがでしょうか。