魚釣りのコツ

夜釣りで活用される集魚灯と使用する時の注意点

夜釣りで活用される集魚灯と使用する時の注意点

夜行性の魚を釣りたい時は、やはり夜の時間帯がおすすめです。ちなみに釣りの成功率を高めたいなら、集魚灯も準備しておく方が良いでしょう。釣りをする場所に集魚灯を設置して、魚の餌を集めるようなイメージになります。

なぜ夜の時間は魚が採れやすいか

そもそも夜の時間帯は、昼間よりも魚が釣れやすいと言われています。その理由はプランクトンなのです。水の中には、多くの小魚が生息しています。大きな魚は、その小魚を食べて生きているのです。

小魚は、水中に生息しているプランクトンを食べています。ただプランクトンは、主に夜の時間帯に出没しやすいのです。

というのも夜の時間帯になると、海や湖の周辺に光が照らされます。漁港や橋にある照明の光が海の中に入るのですが、プランクトンはそれに反応する性質があります。その微生物は、明るい場所に集まりやすいのです。

ですから光が照らされる夜の時間帯は、他の時間よりもプランクトンも集まりやすくなり、小魚も集まりやすくなる傾向があります。

集魚灯を使ってプランクトンを引き寄せる

ところで光に集まってくるなら、上述の集魚灯という道具を使ってみる方法もあります。集魚灯は、たいていLEDのライトが照射されるのです。独特の光が照射されて、それが海の表面を明るく照らしてくれます。

つまり集魚灯を使い続けていれば、自然とプランクトンも集まってくる訳です。ですから夜行性の魚などを釣りたい時には、集魚灯を使ってみる方が良いでしょう。

集魚灯を使用する時の注意点

集魚灯という道具には、注意すべき点もあるのです。その道具を使用するなら、地域の規制などは確認しておく必要があります。

そもそも各地域には、様々な規制があります。使用する照明機材の明るさにしても、色々な規制があるのです。

そのような規制がある地域で、眩しい光を発する集魚灯を使用してしまいますと、トラブルに発展する可能性があります。ですから釣りスポットの規制などは、よく確認しておくべきでしょう。

それとマナーの問題があります。そもそも眩しい光を発する以上、周辺住民にも配慮すべきなのです。釣り客が眩しい光を発していると、周辺住民に迷惑がかかってしまう可能性があります。住民とのトラブルを避けるためにも、まぶしさには配慮する必要があります。

それ以前に、そもそも集魚灯の効果の大きさも要注意なのです。確かにその道具を使用しますと、多くのプランクトンは集まってきますが、残念ながら一部の魚には通用しない事があります。自分が釣りたい魚に効果を発揮してくれるかどうかは、よく確認すべきです。